オーパ! 最後の晩餐
オーパ! 最後の晩餐

オーパ! 開高 健

世界最大の流域、褐色の甘い海、史前的世界を秘める大河アマゾン。その水底に棲む名、怪、珍、奇さまざまの魚たち。殺し屋ピラーニヤ。跳躍するトクナレ。疲れを知らぬファイター黄金魚<ドラド>そして淡水最大の巨魚ピラルクー。驚き<オーパ>を求めてさまようこと60日、16、000キロ。

読みました。アマゾン河は去年行く機会があったのですが30年前のそれとは全然別物のような気がした。その反面、記憶に新しい情景などがそのままに描かれており、懐かしいと感じる部分もある。
釣りはやらないんですが、読むとやりたくなるね。でも6時間もジッとしているなんてできないなー。

最後の晩餐 開高 健

「腹のことを考えない人は頭のことも考えない」S・ジョンソンの絶好の格言に導かれ繰り広げられる、古今東西、人の飽くなき欲望を思い知らせる食談の数々。歴史、文学、政治までをも軽妙洒脱な語り口で呑みこみながら、最底辺の食事から王様の食事・・・。「食」の愉悦、深淵、その極北をあますところなく描きつくす、食の大全。

開高 健で初めて読んだ本。去年南米に向かう成田空港でなんとなく手に取って購入。貧乏旅行だったので少しずつ読み進めては生唾を飲み込む日々。最後の章は人肉。チリの首都サンティアゴのバックパッカー宿の本棚に置いてきた。


TRACKBACK:

Comments

ADD YOUR COMMENT:
NAME:
E-MAIL:
URL:
COMMENT:

Blog Elements

Related Site and more...