[ A SCANNER DARKLY ]
2006年秋に全国一斉ロードショー?
公式サイト View Trailer
BLADE RUNNER
スキャナー・ダークリー → ブレードランナー

提供:Warner Independent Pictures

ブレードランナーで超有名なフィリップ・K・ディック原作によるスキャナー・ダークリーが2006年夏にアメリカで公開かな?日本での公開はまだ良くわかりません。
これはなかなか面白そうです!
監督はリチャード・リンクレイター。当ブログでも紹介したビフォア・サンセットやスクール・オブ・ロックが記憶に新しいところ。しかしこの人はめちゃめちゃ器用な人だねぇ。

で、出てる人もいいです。要はドラッグムービーなんだけど私生活でもドラッグをやめられないロバート・ダウニー・Jrや万引きがやめられないウィノナ・ライダーなど個人的に気になる人がたっくさん出ています。ちなみにフィリップ・K・ディックもそうとうやってて周りの知人がバタバタ死んだそうです。

提供:Warner Independent Pictures

でこの映画は実写をアニメ化する「ロトスコープ」という技法を使っていて、この効果がドラッグムービーやらアートムービーやらいわれる所以のようです。リチャード・リンクレイター監督は2001年に今回の技法の元となる「ウェイキング・ライフ」を撮っていて、まだ見てないのですがこれは要チェックです。

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追記:2006年8月7日

とりあえずウェイキング・ライフDVDで見ました。相変わらず役者が喋りまくってました。アニメーションは野暮ったい感じで洗練された感じはないです。実験作ですな。

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追記:2006年12月15日

見ました、憧れの平日昼間映画で。
ふと気付いたら公開してたんですが巷では盛り上がってるのかしら、この映画。
いやぁこれおもしろいっすよ。またひとつ愛すべきドラッグムービーが出来上がりました。
ロバート・ダウニー・Jrが生き生きしてました。正に適役。ウディ・ハレルソンとの、思考がスースーいろんな方向に滑ってゆく感じが微笑ましい。
しかもその絵の感じがかっくいい!!鑑賞中これ実写も見てみたいなぁと思いましたがもしこれが実写だったらもっと観客層が広がるんじゃないでしょうか。でもロトスコープを選択したことで永遠性を手に入れた気がする。
クライマックスあたりのメッセージ性は正直どうでも良く、シーンのひとつひとつが手放しに楽しい、文化的な佳作でした。

関係ないけど最近予告編がとても苦痛。本作はアニメっちゅーことで公開予定のジャパニメーション映画やヌル~イ感じの邦画の予告編がたっぷり流れたんですがそんなん興味ないし、予告編長い!!
まぁ面白そうな予告編なら見たいんだけどね。なもんでチラッチラと見て違うと感じたら目ぇ閉じて耳塞いでます。


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