フューチャリスト宣言

生命原理というのは、近代が追求してきた「管理する」などの機械論的な世界観にはなじまない。本当の生命原理は管理できるものではないですし。オープンで自由にしておかないと、生命の輝きは生まれない。結局、インターネットが人類にもたらした新しい事態の背後に隠されたメッセージは、一つの生命原理だと思います。命を輝かせるためには、インターネットの偶有性の海にエイヤッと飛び込まないと駄目なんです。

いやぁー面白かったです。梅田さん茂木さん共にポジティブな考え方を持っていて、それを下地にグイグイと突き抜ける感じの内容です。

お二方のブログはここ一年ほどRSSをチェックしていて読んでいたのですがブログ以外の部分は正直よく知らないです。で、あーこの本買ったけど読んでなかったなと思い出し一気に読んでみました。

昨今のネットサービスのスピードにはなんだか着いていけなくなってきており、情報は追うもののいざ体感しようとしたときに、ここまでは曝け出せないなとその都度二の足を踏んでおりました。近頃は52日間の旅行を52週間で振り返る、みたいな個人的な体験を細々と綴る始末。(ま、楽しいんですが)
で、イカンイカンと思い、自分のセンシティブな部分や意味付けなんかは脇に置いといて、今日いろんなサービスをガシガシと使ってみたんだけど、果たしてこんな感じでいいのかしら、と何だか不安になってしまいました。そんな文脈もあって縋る思いで読んでみたのですがいやぁーなんかスッキリした。こんな感じでやってみよう。

梅田さんが中学生に講演している章があるのですがこれはなんだかジーンときた。こういう文章久しぶりに読んだ。


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