stereohell.jpg

ちょっと古いネタですが。。
去年の12/12にこのグラフィック群に遭遇しまして、パッと見でもの凄くカッチョイイ!と震えたものです。で、そのビジュアルに描かれたタイポグラフィーに目をやると、見た目だけではない何かがあるような気がしました。米投資銀行のベアー・スターンズ、リーマンブラザーズ、メリルリンチ、JPモルガン、シティグループ。ここのところのメルトダウンで大騒ぎとなった企業たちです。それらの企業がラスベガスのクラシックなストリップ劇場のサインとなっているグラフィックアートです。

stereohell01.jpg

細部にもこだわっていて、左のビジュアルには「投資家ウォーレン・バフェットが$9.95で食べ放題!」とあります。右のビジュアルには「Win-Win」とあります。仕事してて「ウィンウィンの関係で行きましょう!」て元気よく言う人と出会うたびになんだか居心地の悪い感じがしたものですが、これ見て笑いました。

作成したのは「stereo hell」なるグラフィックアーティスト(?)。
American Apparel ® のフェイクキャンペーンなんかで有名のようなのですがちょっと詳しくはわかりません。

washingtonst.jpg

デザインって思想でもあると思うのですがこのグラフィックって思想になってるなぁ。素晴らしいです。

via Dan Funderburgh

というわけで遅ればせながら明けましておめでとうございます。
2009年は世の中の自浄作用が一気に進む一年になりそうです。
18ヶ月ほど経てば新しい形の資本主義が徐々に形を結ぶようになると思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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