監督ハワード・ホークス
ジョン・ウェイン
ロバート・ミッチャム
66年 アメリカ 126min

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エル・ドラドEl Dorado
エル・ドラド

基本的に西部劇は大好きなのですが、なんといってもオープニングがたまらなくカッコイイ。
勢いのある筆致のイラストと共にシブいカントリーミュージックで我々一般人に男の生き方とエル・ドラドという土地の持つ思想性をこれでもかというぐらいに太い声で歌い上げるのである。
しかも三番まである!!
このオープニングで私の鼻腔は極限まで開き、瞳は女学生のように潤いを持つのである。
ポスターを制作するにあたってもコレを無視することはできず、そのまま引用させてもらった。

この話の中ではジョン・ウェインもロバート・ミッチャムも大事なところで古傷に悩まされたり、アルコ−ルに呑まれたりと従来の西部劇の男達とは少なからず様相を異にする。
しかしそこは我らがデュ−ク、&ミッチャム。
やるときゃやるのが西部の男なのである。
ちなみにマニアックな見どころといえばミッチャムの無精髭は紙やすりでいったら80番ぐらいあってどんな割り箸も巨大なつま楊枝ににしてしまいそうな勢いである。
さすがはメリケンの男である。

西部劇といえばほかには「ワイルドバンチ」「ウエスタン」「砦の29人」をオススメします。
どれもかなりのレベルのエンタ−テイメント映画なのですが特に「砦の29人」はサントラがものすごく良い。
あのテ−マ曲を思い浮かべるだけで私の脳髄は極限まで溶けて、瞳は商売女のように潤いを持つのである。


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