[ THE SUN ]
銀座シネパトスにて8/5よりロードショー!全国順次公開
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太陽
瀬戸内少年野球団
太陽 → 瀬戸内少年野球団

天皇裕仁が主人公の映画や小説は見た事がない。
あのソクーロフが撮って日本では上映されないかもしれないなんて話も聞いていたので是非とも見なくては!あのソクーロフ!なんて言いながらソクーロフの映画は一本も見たことないけどね。2,3本は見てんだろと思ったけど知ってる映画が一本もなかった。
天皇からは下血と崩御と自粛という言葉を教わった記憶がある。逆を返すとそれだけ。バカな中学生だったので亡くなる日を悪友と賭けてた。

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追記:2006年8月23日

見てきました。吉祥寺のバウスシアターのレイトショーで。6:45の回は平日だというのに激混みだったので整理券もらって9時からの回に。向井秀徳さんがいたんですがロックなだけあって整理券もらわずに行っちゃって席はじっこになってた。

前日睡眠時間2時間だったので寝ちゃうだろうなぁとドリンク剤を持ち込んで見たのですが飲む必要がなかったです。ひとつひとつのシーンを食い入るように見てた。バカな女が隣の席で携帯メール3件も受け取っていたけどあまり気にならないほど集中して見ることができました。(気になるは気になるけどね、ジャッキー映画だったら肘鉄喰らわすぞ!)

映画は良かったです。こんなに美しい映像を見るのはいつ以来だろうと思えるほど映像が美しくて、そんな美しい映像を見ながら、さまざまなことが頭をよぎる。例えば天皇に対する恐れのようなものを意外と自分は持ってるんだなぁとか。
東京が焦土と化すだとか焼け野原だとか玉音放送だとか、敗戦戦後を描いた物語に多々出てきた言葉。「瀬戸内少年野球団」だとか「遅れてきた青年」だとか最近では「少年H」だとか。こういった状況が当時の日本のそこかしこでありつつ、人間らしい天皇を描いた映画を見るとなかなか感慨深い。
まぁでもイッセー尾形とソクーロフが楽しんで作った天皇像のような気もするけど。


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