放送禁止歌 いのちの食べかた
放送禁止歌 → いのちの食べかた

違法駐車取り締まり強化につき、6年ぶりぐらいに電車通勤。まだ一週間だけど。
そんなわけで普段より読書がすすむ君。
今週読んだ本のうちの2冊は森達也。テーマも近しいものだった。

放送禁止歌を放送禁止歌たらしめているのは誰なのか?
魚市場や魚の解体は良く知られているけど肉はどのようにスーパーに並ぶのか?

学生時代、最寄り駅から山(丘?)をひとつ越えた中腹に大学が建っていた。山のこちら側には小さな川が流れ、下宿先から川を越えたT字路を左に曲がると、小さな山をぐるりと回って大学に到着。学バスがなくなる深夜は泥酔して大声を上げながら山越えの暗く険しい道を歩いた。
今ではそのT字路をぶち抜いたトンネルが大学までの道をキレイに馴らしてしまっている。そのT字路の名前は「三つ目交差点」。三つ目の子供が生まれたので「三つ目交差点」。
森達也さんの話を前提にするとその川向こうの堤防は一段低くなっているわけです。そういった話やうわさはいろいろと流れていたけどあまり興味が湧かなかった。ただあのへんの道はいろいろな理由から隈なく歩き回っており、その複雑な構造やほかのエリアとの雰囲気の対比が妙に気持ち良かった。

実体験で言うとこの程度。一昔前のOBよりは薄められているでしょうし、今の学生はさらに薄味。だからと言って差別がなくなってきているのではなくて忘れられているだけなのだそう。
日本が鎖国していた時代と米国に奴隷制があった時代はぴったりと符合しています。米国の差別問題はさまざまな問題と複雑に絡み合って、今現在も日々大騒ぎしていますが日本はどうだろう。日本の被差別部落の歴史は鎖国時代より前後に50年ずつぐらい長いんじゃないかしら。


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