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「IRAQ WAR ENDS」の見出しが掲げられたNYタイムズの写真が普段チェックしているサイトに2〜3出てきたもんで「あれ、そうなの〜」なんて簡単に受け流してましたが、その後のRSSでさらに5〜6個のサイトが取り上げてて、やっと意味がわかりました。

日本語のニュースによると

「イラク戦争終結、部隊帰還へ」−。米ニューヨークのマンハッタンなどで12日、こんな見出しのニューヨーク・タイムズ紙「特別版」が大量に無料配布された。といってもその正体は左派系活動家団体が制作した精巧な偽物。準備期間6カ月、発行部数120万部という大掛かりなプロパガンダだ。
特別版は計14ページ。「活字にしたいすべてのニュース」を標語に掲げ、一面で戦争終結を「報道」。日付は来年7月4日で、リベラル志向のオバマ上院議員の大統領選勝利を踏まえ、天気予報欄に「今夜、強い左の風」と記載する念の入れよう。紙の質感や構成も本物そっくりだ。
このほか、イラクに大量破壊兵器はないと知りながら開戦のため情報を改ざんしたとして、「ブッシュ前大統領」が国家反逆罪で起訴されたなどとする記事も掲載。社会、経済問題でも、急進左派勢力の主張実現を伝える「報道」が並んだ。

すごいですね〜、やりきり具合が。
もちろん国民健康保険の問題にも触れています。
以前、世界貿易機関(WTO)当局者になりすまして、WTO解散を発表したことのある「イエス・マン」によるプロパガンダのようです。

NY_faux2.jpg
ここのページ
で新聞版のディテール写真がいくつか見れます。

nytimes.jpg
ウェブサイト
なんてドメイン見ないとわからないですねー。
バナー広告で使われている「ExxonMobil」も以前、イエス・マンにやられてますね。2007年の6月に2万人の集まるカンファレンスでExxonMobilの代表を騙って講演し、「次世代エネルギーは災害で死んだ人体」なんてメチャクチャなことを言っています。

↓種明かしビデオです。
英語がわからないのでリリ・テイラーがなんで出てるのかわからん。

ここで街の反応なんかのビデオも見れます。

アイデアといいタイミングといい、完璧ですね。さすがです。

via Uncle Geez
via 時事通信社


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