国民向けメッセージを寄せたカストロ議長は「状態は改善しており、回復は近い。みんな楽観的になるべきだ」と復帰の可能性に含みを残すとともに、「これと相反するどんな知らせにも向き合う準備もしてほしい」と心の準備を呼びかけた。
参照:産経新聞

ベネズエラ・ボリバル共和国のチャベス大統領がカストロ議長を見舞った写真と共に上記のような声明を発表。カストロ議長については実はあまりよく知らない。
いわゆるパブリックイメージが最近見たカストロ映画とチャベス本で若干崩れている感じ。
でその映画や書籍から推し量るにカストロはスーパーな感じ。例えばキューバ革命前亡命先のメキシコから海路キューバに入る時など80人以上いた仲間が海上で死にまくってしかも上陸したらスピルバーグの「プライベート・ライアン」よろしく、待ち伏せ攻撃されてゲバラを含めた12人しか生き残れなかった。上陸が遅れた結果早まった先陣隊が武装蜂起を行いすでに全滅。そういった状況でも冷静に勇敢に判断を下すカストロに舌を巻くゲバラの描写がありました。まぁこういった立志伝が面白おかしく書かれている点を割り引いてもスーパーだなと思うのです。
で、そういうスーパーカリスマ指導者が亡くなった後のキューバがどうなっちゃうのか気になります。社会主義国家ってカリスマ指導者がいなくなっちゃうと崩壊しちゃうよね。50年間近く10人のアメリカ大統領相手に一人で飄々と立ち回った、その後がどうなるんだろ。


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