森達也公式サイト
A A2
A → A2

2本連続で見ました。
新宿TSUTAYAにしか置いてない(らしい)ドキュメンタリー映画
森達也さんの著作は何冊か読んでいたし、「A」も文庫で読んでいた。
諸雑誌で行われたものをまとめた対談集などもガッチリ読んでいたので森さんが繰り返し述べているドキュメンタリーという立ち位置、ひょんな映像の文脈、その裏側についても予習が効いていた。
なので映像は初めて目にするんですが「A2」の方が先入観なく見れた。

「A」は心臓にずーっと紙やすりを当てられているようないや~な気持ちがあって、あの不当逮捕のシーンを見てから幾分映画に入り込めた。
「A2」を続けざまに見る前にビールを買いに行ったんだけど、明日は我が身な気分になった。
いつあっち側になるかわかったものではない。
警察のずさんな捜査による冤罪事件は確実にあることを知っているので夜道を歩きながらも普段より少し背筋を伸ばす。
この映画を見ても何も変わらないという人もいるかもしれないけど見る機会があればぜひ見て欲しい映画だと思う。
変にオウム映画だとか思わない方がいいかも。

大学生か浪人生だったか忘れたけど「A」の公開告知チラシを覚えてる。
何の飾りもない(デザインが施されていない)チラシで、気にはなったけど実際に足を運ばなかった。
ただ、今思うにこのとき見に行っていたらどんな気持ちになっていたのだろう。
混乱するのか怒り出すのかわからないけど。


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