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2007年3月10日(金)より 東京都写真美術館UPLINKにてロードショー!
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パラダイス・ナウ パットン大戦車軍団
パラダイス・ナウ → パットン大戦車軍団

イスラエル占領地ナブルス 自爆攻撃へ向かう、二人の若者の48時間

ヒンデンブルグついに自爆攻撃を主題とする映画が制作されました。
学生時代には様々な切り口の戦争映画を続け様に見たものでした。そんな中に共に第2次世界大戦を描いた「パットン大戦車軍団」と「ヒンデンブルグ」があります。どちらもジョージ・C・スコット主演で前者はえげつなさで名を馳せた米国陸軍将軍ジョージ・F・パットンを、後者では好感の持てるドイツ軍仕官役を演じています。
第2次世界大戦時の官軍賊軍という価値観が引っくり返った2本に不思議な印象を持ったものですが、この「パラダイス・ナウ」も偏った報道に晒されている自分に不思議な感覚をもたらすのではと思っています。

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追記:2007年4月2日
ということで見てきました。非常に新鮮に感じたのは日本の報道や文章で描かれるパレスチナって重苦しく煮詰まった空気感に覆われていることがほとんどだと思うのですが、この映画では主演のパレスチナ人俳優がちゃらんぽらんな感じの男前だったり、人々がジョークで笑っていたり、天気が良かったりしています。長閑な人間臭さや生活感の漂う町並みの少し先の角に戦争があるという感じ。
人間が生活しているのだから当たり前なことだと頭では理解していたつもりでしたが、実際に映画で見てみるとギャップというか乖離みたいなものは確かに感じます。イスラエル人には結構会っていますがパレスチナ人って会ったこともないし、パレスチナ人監督、パレスチナ人俳優によるパレスチナ映画って初めて見るんだもんねぇ。

ひとつ非常に腹が立ったのが。
「パラダイス・ナウ」の公式サイトにアクセスすると「パン!パンッ!」と銃声の音がするんです。3秒ほど経ってから突然にデカイ音で。リンク元に(注意!音がでます)って書いてあったんですが鳴った時は本当にびっくりして、気持ちがささくれ立つようなイヤな気持ちになりました。
で、映画見たら全然そんな映画じゃないんだよね。そういう安易な演出すんじゃねぇよ!ちなみに今日確認したら音が鳴らなくなってた。

参考:[映画]「パラダイス・ナウ」を観て by P-navi info


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