チャベス ラテンアメリカは世界を変える チェ・ゲバラ 人々のために
米国によるラテンアメリカ支配に挑戦する、いま世界で言動が最も注目されているベネズエラ大統領ウーゴ・チャベス。米国に支配され富裕層の思い通りに浪費されていた膨大な石油収益を、人口の75%を占める貧困層に分配する"ボリバリアーナ革命"を推進。米国主導の弱肉強食の新自由主義に対抗し、キューバ、ボリビアとともに反米・自立化路線を邁進する。ラテンアメリカの解放・統合を夢見たチェ・ゲバラの理想を、21世紀に新たに追求している。ウーゴ・チャベス&アレイダ・ゲバラ著
高城剛著。オフィシャルサイト
読みました。「ヤバイぜっ!」ってことなので早く読まなきゃと思っていたのですがなかなか読めなかった。先週末に友達に見せたらイヤな顔してた。昔「誰でもピカソ」に出演したら審査員としてイヤなこと言われたらしい。
ムツゴロウさん若いです。
おれムツゴロウ王国大好きだったなぁと思い出す。
マウンテンゴリラとか覚えてる。ただその映像の向こう側でムツゴロウさんこんなこと思ってたんだぁとかこんな苦労があったのかぁという話は初遭遇。
一気に読んだ。
読み終わりました、ゲバラ日記。
コンセプチュアルなプロレタリアート文学のような本書。ノンフィクションノベルを読んで感化される自分の第一声がフィクションな点はさておきとても面白かったです。
ボリビア潜伏から11ヶ月、67年10月7日までの日記、2日後に処刑される。
その内容は山岳地帯を潜伏する中で訪れるさまざまな諸問題をチェ・ゲバラが冷静に綴る。
例えば迫りくる飢え、渇き、ゲリラ隊内での確執、持病の喘息、厳しい自然、政府側のラジオ放送。
渇きのあまり自分の小便を飲んで痙攣を起こす者、飢えのあまり食物を奪い合う者、ただ困難に陥りながらもそれぞれのゲリラ隊員がゲバラの元、高い士気を持って戦い、死んでゆく。